世界でがんばっている場所に行く
みんなが毎日使っている電気やガスは、生活になくてはならない大切なものだね。ふつうは、電力会社やガス会社に料金をはらって使っているよ。でも、電気やガスを買わなくても、快適に暮らしていける、すごい家があるんだって!
この家は、「エネルギーの小屋」という意味から「えねこや」と名づけられています。
パッと見た感じは、ちょっと小さめのふつうの家ですが、家に電線やガス管はつながっていません。そのかわりに、屋根の上にはいろいろなパネルがのっていて、CO2を出さずに快適な暮らしができる工夫が、たくさんつまっています。
これは、太陽、風、植物など自然の力を上手に使って、エネルギーを作ることができる家なのです。
日本で使われている電気は、9割が外国から輸入した天然ガスや石炭などで作られていて、エネルギーを日本国内で確保できる割合(自給率)は1割ちょっとしかないのです。
今のままだと、外国から天然ガスや石炭を輸入できなくなったら、困っちゃうよね。
もしも自分の家で電気やお湯を作れたら、電気代やガス代もかからないし、地しんなどの大きな災害があって電気やガスが止まってもだいじょうぶ。
太陽光発電や太陽熱など、太陽のエネルギーを使えば、地球温暖化の原因になるCO2も出しません。未来の家はみんなそんなふうになるといいですね。
それでは、一般社団法人えねこや理事の菅野千文さんに、家のしくみをくわしく紹介してもらいましょう。みんなの家でも、まねできることがあるかもしれませんね。
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